こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
今年も晩夏の時期となりました。やや暑さも穏やかに感じる時期となってきましたが、まだまだ台風や突然の雨など不安定な天気が続く時期となります。
今回はそんなこの時期に気になる「秋の引っ越し事情」についてお話します。

■秋は引っ越しに最適なシーズン

9月から10月は引っ越しシーズンとしてはよい時期となっています。引っ越しにはピークとなる時期がいくつかあります。
まず挙げられるのが2月から4月です。この時期は進学、就職による引っ越しが多く一番のピークとなります。
次に5月のゴールデンウィークです。引っ越しでは事前の荷造りから当日、引越し後の荷ほどきなどに時間が必要なため、まとまった時間が取れる時期というのは引越しのタイミングとして選ばれやすくなるため、ゴールデンウィークに引っ越しされることが多くみられているようです。
次が8月の夏休みシーズンです。これも5月と同じくゆっくりと引っ越しに時間を使いやすいことに合わせ、社会人では転勤などもあり引っ越しが行われることがあるためです。

そして9月からの秋の季節になるとこうした引っ越し需要が少し落ち着くとともに単身用、家族向けの物件が増える時期となってきます。
引っ越し先探しでも実際の物件を確認するために一度に数件回って見ることもあるかと思いますので、そうした際にも楽しめる季節ではないでしょうか。
また暑さも若干落ち着くことから引っ越し準備や当日の作業の体力面の負担も軽くなるかと思います。
引っ越し需要のピーク時期をはずれると家賃も抑えめになることも多く、引っ越し業者に依頼する時間の指定も希望どうりに押さえやすくなるというメリットも多くなります。

■台風など天候に注意

ただ真夏の時期よりは日差しはましになっているとは言え、まだまだ残暑には気を付ける必要があります。
そして秋といえば台風シーズンでもあります。
地震や台風、津波などの天災の場合、国土交通省による「標準引越運送約款」というもので引っ越し業者側から引っ越し作業の予定をキャンセル出来ることが定められていますが、引っ越し業者側としても作業予定に合わせて車両や作業員の予定を組んでいますので台風においても直撃ではない大雨などの悪天候であれば引っ越し作業は決行されます。
その為台風シーズンに限った話ではありませんが、引っ越しの際には雨天時での引っ越し荷物や自身の雨対策は考えておいたがよいでしょう。
依頼者側からキャンセル、または予定日の変更などを申し出る場合は、予定日の何日前までであれば変更やキャンセル可能、何日前であれば料金の何割の支払いの必要があるなどの契約内容があるかと思いますのでこうした情報も事前に把握し、当日のお天気情報にも気を配っておくことが必要になってきます。

 
このように引っ越しをシーズンとして考えると、「気候による自身の作業での負担」「引っ越し物件の有無」「引っ越し業者の予約事情」という要素があります。秋は比較的これらがよく揃った引っ越し向きな時期であるのです。
近々に引っ越し予定がある方もそうでない方も一度この秋にこうした引っ越し事情について調べてみてはいかがでしょうか。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。