こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
自分たちですべてをやってしまう引っ越しではなく、引っ越し業者に依頼をして引っ越し作業をする場合、引っ越しスタッフが荷物の搬出・搬入を行っている時に依頼者の自分がだまって見ているだけの状態をもどかしくどこか申し訳なく思ってしまい、なにか手伝ったがいいのかな？と思われる方もいらっしゃいます。
今回はこうした「おまかせ引っ越し作業での手伝い」ということについてお話します。

■引っ越し業者に依頼した引っ越し

引っ越し業者に引っ越し作業を依頼する場合、多くの場合金額やサービス内容によって様々な引っ越し料金プランが用意されています。
例えば荷物の搬出・搬入のみをサポートするもの、事前の梱包までもサポートするものといったもののことになりますが、おおよその場合、どういった料金プランでも搬入、搬出はスタッフが行います。
この間それなりに時間がかかるわけですが、依頼者はなにか手伝いをしたほうがいいのではないか、という疑問、気遣いを持たれることもあるかと思います。

■プロの作業はノウハウと計算がされている

引っ越しのプロが引っ越し作業を行う場合、積み重ねた知識、ノウハウがあるため素人の依頼者が手伝おうと思って参加してしまうと、逆に効率を落としてしまいます。
例えば、荷物の大きさや重さを考慮したトラックに積み込む順番にもノウハウが必要です。
重量のあるもの、不安定なものをどう積み込むか、全体として限られた荷台のスペースにどういう配置で積み込むと収めることが可能になるか、など慣れている人ではないとすぐに判断することは難しいものです。
こうしたことを計算しながら作業は進められるので、基本的にすべてプロにお任せすることが最もスムーズで最適と言えます。

■破損の保証

また引っ越し業者は引っ越し作業中に荷物が破損してしまった場合や、作業中に壁や床などに傷を入れてしまった場合の保険に入ってる場合もあります。
そのためうっかり手伝ってしまい、誰の作業によって保証が必要な損失が起きてしまったのかがわからなくなってしまうと大変困ったことになってしまいます。
こうしたことを避けるためにも作業はお任せしてしまうほうがよいでしょう。

■依頼者がやるべきことは

では依頼者はなにをやったがよいでしょうか。まずは事前に段ボールなどに梱包に中に何が入っているかを分かるように書いておくことです。
当日も引っ越しスタッフに何が入っているものなのか、扱いをどうしたほうがよいのか質問を受ける場合もありますので、こうしたことにすぐに答えることが出来るように把握をしておくことが大切です。
引っ越し当日は依頼者も忙しく、引っ越しに関係あるや不動産業者や不用品処分などで連絡をとるなどなにかとやることは多いものですが、そうでない場合も手持ち無沙汰になることがあっても可能な限り引っ越しスタッフに指示を出したり、スタッフからの質問に答えられるようにしておいてもらえるとよいかと思います。
また当日はこれまで住んでいた住居からの退去の際に掃除を行うかと思います。前日までに荷物の梱包など整理を行いながら掃除も行っているかと思いますが、あらためて大きな家具など動かしたあとのほこりなど掃除が必要になるかと思います。片付いた部分から並行してこうした部分の掃除をすることで、全体の作業時間を短縮することは引っ越し業者にとってもたいへんプラスになりますので、荷物の搬出よりはこうしたことで引っ越し全体の協力をしていただければと思います。

いかがでしたか。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。