こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
今回は「引っ越し後の家具配置のコツ」についてお話します。
家具などの荷物を持ちこんだ後に家具の配置を決めようとするのではなく、事前に間取り図を元に家具の配置を決めておきましょう。
荷物がある状態だと迷いながらの家具の再度の移動は大変な作業になってしまいます。
また事前に間取り図や実際の部屋の扉の高さなども頭に入れておきます。
引っ越しで持ち込める家具の大きさに制限があることも考えられます。引っ越し後大きな家具が扉を通らなかったということを防ぐためにも間取りだけに頼り切らないこともおすすめです。
また引っ越し当日、まずは荷物の搬入の前に掃除を行うのも1つのコツです。
家具の配置では実際に生活する上での部屋での移動(動線)を考えて決めます。
普段座る場所から棚までの動き流れ、台所で料理をしながら冷蔵庫や戸棚まで快適に移動できるか、など具体的にイメージしながら配置を決めましょう。
家電製品を使うためにはコンセントから電源のケーブルが伸びることになります。あまりにコンセントの位置から遠くに家電製品を配置してしまうと部屋の長い距離を電源ケーブルが通ることになり、見た目のわずらわしさだけでなく足をとられてケガにつながったり、掃除の際にも邪魔になってしまいます。
また1個所のコンセントで多数の家電を使用しようとすると火災の危険や家電製品の故障にもつながってしまう恐れもありますので、こうした計算もする必要があります。
加えてコンセント付近に動かすことが難しい家具などを置き隠してしまわないことにも注意です。
長い期間コンセントまわりが掃除出来ない状態にしてホコリがたまるようなことにしておくと、コンセントの隙間のホコリが吸った湿気からショートし、火災になってしまうトラッキング現象が起こって大変危険です。
棚など高さのあるものはお部屋で生活する上で圧迫感になってしまうことがあります。
外からの光が室内に取り込まれるように窓辺のまわりがすっきりするような家具の配置をするなどで、同じ部屋でも解放感のあるお部屋にすることが出来ます。
集合住宅や戸建ての隣接した部屋でも他の部屋の生活している音が漏れることはなるべく避けたいものです。
テレビやスピーカーなど実際に音が出るのものの配置の工夫に加え、大きなタンスなどを壁際に配置することで多少防音効果を高めることにもつなげることが出来ます。
冷蔵庫や洗濯機など使用時に騒音、振動が発生するものは直接床に置かずに緩衝材となる足をつけるなどして設置するようにしましょう。
冷蔵庫はあまり立てていないように見えて、モーターなどの振動が床などに伝わることで思っている以上にうるさく感じてしまうことがあります。
また常時熱を発しているため、壁に接した状態で長い期間使用すると壁に焼けが起こってしまったり、壁との間に余裕ある隙間を持っていないと熱がこもり冷蔵庫の冷蔵能力に影響が出たりもします。
いかがでしたか。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。
※ その他のお問い合わせは「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。