こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
今回は「ペット可物件への引っ越し」についてお話しようと思います。
ペット可の物件にはいくつかパターンがあります。
・ペット要相談
・ペット可物件
・多頭飼育可物件
・ペット要相談
ペット要相談とされているところはペットと住むことを前提として設計されている訳ではなく、普通の人のみが生活するように作られた建物ではあるものの、大家さんの理解があり、金額やペットの種類(猫のみなど)によっては大家さんの裁量しだいで入居可というものです。
大家さんとペットの面接の結果で入居できないこともある、といったこともあります。
また一人暮らしなどペットのみが部屋に残される状態が起こりやすい家族構成では断られるといったこともあるので注意です。
・ペット可物件
ペットを飼うことを前提に設計された建物が多いパターンです。しかしこのパターンでも猫のみや、あまりおちつきのないペット、大型犬は不可など条件はあることがよくみられます。
ペット可とされていても多頭飼育可とされていない場合、ペットは1匹までとされていることが多い点についても注意が必要です。
・多頭飼育可物件
2匹以上の複数頭のペットを飼える物件です。こうした物件は探すのは難しい傾向があります。
特に引っ越しの仲介業者への紹介から探すのはかなり難しく、どうしてもの場合は口コミなど地道に探すと見つかることもある、といった感じです。
ペット可の物件探しのコツは、
・引っ越し繁忙期を外す
・築年数の少し高めの物件で探す
と見つかりやすいことがあります。繁忙期に入居者が埋まらなかった、築年数が高めで新築と比べ入居希望者が少ない、ペットによる部屋の傷みが許容されるようになった、こうした物件でペット要相談として見つけることが出来る可能性が上がるようです。
アパートやマンションなどではペット可とはいえ、ペットと一緒に住んでいない人も同じ建物に入居している場合があります。その為基本的にペットが部屋で吠える声が外に漏れる、廊下など共用スペースをペットが歩き回る(共用スペースは抱っこしてロビーまで降りる)などがマナーとしてNGとなっていると知っておきましょう。
ペット可物件へ引越し時点ではペットを飼っていない状態で入居したものの、その後ペットを飼うことになる場合、ペット可とはいえ必ず大家さんに事前に相談をしましょう。
ペットの種類によっては断れる場合があるため、またペット同伴の利用となり家賃や敷金の条件が変わるためです。
入居時ペットを飼っておらず、途中から飼い出す可能性が事前に分かっている場合、どういったペットまで可能かについてはしっかりと確認をとっておかないと、いざ希望のペットに出会っても飼うことが出来ないといったトラブルになることもあります。
引越し当日、前住所から新しい住所へ引っ越しする際のペットの移動にはいくつかの方法があります。
・引っ越し業者にペットの輸送を依頼する
・ペットのみ輸送してくれる業者に依頼する
・自分で自動車でペットを運ぶ
引っ越し業者に依頼を希望している場合は見積もり時にしっかりと確認をしておきましょう。
また自身で運ぶ場合もペットの輸送サービスを利用する場合もペットにはストレスとなります。そのため体調を崩してしまうリスクがあることは十分理解しておく必要があります。
いかがでしたか。ペットも大切な家族です。
トラブルなく楽しく生活するためにさまざまなことを理解し、引っ越しをしていただければと思います。
それでは次回もお楽しみに。
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