こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
さて前回は新生活でありがちなトラブとして、お部屋を汚してしまった場合、備え付けの設備が故障してしまった場合、水漏れの場合などについてお話しさせていただきました。
今回はその続きとして「賃貸のお部屋で注意すること」についてお話しようと思います。
■鍵を無くしてしまった場合
最近の建物ではセキュリティ的に勝手に合鍵を作れないような特殊な鍵が使用されているお部屋も少なくなくなりました。
入居時に毎回鍵をつけ変える賃貸も多いとはいえ、退去時には自分で作った合鍵も含め大家さんに返却しますので、入居時にスペアも含め複数本預かっている場合の1本を紛失した場合でも紛失した場合は大家さんに連絡を入れておくほうがよいでしょう。
外出先で鍵を無くして部屋に入れなくなった場合もいきなり開錠してもらえるサービスを利用するのではなく、まずは大家さんに相談をしてみるほうが無難です。
最近では住人とのトラブルを避けるため、大家さんがマスターキーや合鍵を持っていない場合もあり、特殊な鍵のため開錠サービスでも開錠できず破壊することで扉を開けなければならないケースもあります。
こうした場合も大家さんに連絡し、立ち合いなどをしもらってから行うようにしましょう。勝手に鍵の付け替えをした場合、退去時の原状回復費として余計な負担になることもあります。
■台風などでの被害が出た場合
台風や大雨、地震などで窓が割れたり壁紙や床が傷んでしまった場合の建物の修理も大家さんの負担になります。
勝手に修理をしてしまったりせず、破損した場所が見つかったらすぐに大家さんに連絡をいれましょう。
ただし、大雨や台風が来ると事前に分かっていて窓を開けっぱなしにして水浸しになってしまった場合や、倒れやすいものをベランダなどに置きっぱなしにして窓を割ってしまった場合などは修理費を負担しないといけないので注意しましょう。
■火事で注意すること
火事を起こしてしまった場合は台風などの天災と違い、部屋を借りている自分の責任になります。こういった場合、修理が大変な金額になってしまうため、多くの場合入居時の契約で火災保険への加入の必要が条件づけられています。この保険の加入についてはどの保険に入るかは自由に選ぶことが出来るため、大家さんが用意されている保険に不満がある場合などは自分で保険を別で選んでも大丈夫です。
また、こうした火災保険には家具などの家財の保険も含まれる場合が多いです。自分が原因の火事ではなく、隣人からの火事での家財への被害、水害での浸水、地震についても保険の対象となっている場合も多いので保険へ加入しておきましょう。
いかがでしたか、どれもありがちなトラブルですので頭の片隅に豆知識として覚えておいて
いただければと思います。それでは次回もお楽しみに。
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