こんにちは。ながた引越しセンターです。
月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
みなさまのお役にたてるような情報を配信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて今回は、「引越し祝い」についてのお話をしていきます。
みなさんは、友人や知人が引越しをしたとき、何を贈るか悩んだことはありませんか?
最近は、あまり気にしない方も多いようですが、「引越し祝い」にもマナーがあります。
知ってるのと知らないのでは、選ぶものも変わっていきますよね。
そこで、引越し祝いのマナーや、オススメのものについて紹介していきたいと思います。
■いつ頃送ればいいの?
【新築の場合】
新築の引越し祝いは、「新築祝い」として考えます。
新築祝いの場合は、一世一代の大きな買い物を成し遂げたことに対してお祝いするという意味があります。
これからの新生活を応援するという意味を込めて、お祝いを贈りましょう。
贈る時期としては、相手が引越しをしてから半月~2ヶ月に贈ると言われています。
相手も引越したばかりで忙しい可能性も考えられますので、状況をみて対応しましょう。
もし、引越し先に招待された場合は、そのときに持参するのがいいですね。
【中古物件の購入、賃貸への移り住み】
新築にあてはまらない引越しの場合は、「引越し祝い」になります。
贈る時期は、基本的に引越しの前に贈るとされています。
ただし、こちらも荷物の梱包等で慌ただしい場合もありますので、事前に確認が必要です。
引越したあとに贈る場合も1週間以上はあけたほうがいいとされています。
■贈るものについて
新築祝いでは目上の方除いて現金や商品券を贈るのもOKです。
おおよその相場は、
・友人、職場関係…2000円~10000円
・兄弟、親戚…10000円~30000円が目安だそうです。
贈物だと、カタログギフトのように相手が選べる物が人気があります。
また、好みが分かれますが、「その場にしっかりと根付くように」という意味を込めて、 観葉植物や植木を贈ることもあるようです。植物が好きな方にはぴったりなのではないでしょうか。
基本的には、どんな部屋にでも合うシンプルな食器やインテリアがおすすめですが、 親しい間柄ならば、事前に何が欲しいか聞いておくのも良いでしょう。
お披露目会に招待されているなら、お酒やお菓子などを持参するのもいいかもしれませんね。
■避けた方がいい物
引越しの贈物で「火」を連想させるものはタブーとされています。
火事を連想させ、縁起が悪いことが由来と言われているそうです。
贈物として、ライター、キャンドルなどの明らかなものは分かりやすいですが、 トースターなどの家電製品は、「火」を連想すると気づかずに贈ってしまいがちなので注意が必要ですね。
また、「赤色」も火を連想させるので、相手からのリクエストがあった場合を除いて贈るのは避けた方がいいでしょう。
「火」以外のものでは、絵画や壁掛け時計など壁に穴を開けないといけない物も NGとされています。絵画などは特に、好みが分かれがちなので贈り物には不向きでしょう。
目上の方に贈物をする時も注意が必要です。
引越し祝いの定番である「スリッパ」や「玄関マット」などは「踏みつける」という意味があるそうです。
年配の方や、厳格な方は、気にされるので、避けた方が無難です。
■熨斗について
熨斗の表書きについて紹介します。
いざ表書きをするときに迷わないようにしたいものです。
【新築の場合】
・新築御祝
【中古物件や、マンションの場合】
・御新居御祝
【結婚のため引っ越す場合】
・結婚御祝
【転勤、赴任のため引っ越す場合】
・御栄転祝
中古物件に引越した方に「新築祝い」と書くのは 絶対にNGなので、注意しておきましょう。
いかがでしたでしょうか。 贈り物について、マナーは色々ありますが、 「相手のことを思いながら選ぶ」というのが一番なのかもしれませんね。 良かったら参考にしてみて下さいね。
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