こんにちは。ながた引越しセンターです。
月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
みなさまのお役にたてるような情報を配信していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回も前回に引き続き、引っ越しに関するインターネット回線選びで気をつけたいところをお話したいと思います。
前回のコラムと合わせてお読みいただければと思います。

■インターネット込みの物件も一長一短
最近ではアパートなどの集合住宅タイプの引っ越し物件を探している時に、付属の設備としてインターネット完備、または家賃に最初からインターネットの利用料金が含まれることでインターネット無料、となっているものを見かけることがあります。
こういった物件はもちろん便利でメリットな面もあるとともに、逆にデメリットとなる部分もあります。
最近はパソコンだけでなく、手軽に携帯電話やスマートフォンを使ってのインターネットを利用する機会が 多くなっているため、通信量の節約の為にも自宅にいる時は通信量を気にしないで使える家の回線を利用したいと思う方も多いと思います。
メリットとしては、入居後すぐに使える場合が多く、自分で面倒な契約や回線業者との連絡、契約をしなくてもいいことです。
インターネットの契約にあまり詳しくないけれど、無線機器の設置など簡単な準備だけですぐに使いたいという人にとってはとてもメリットがあると思います。
デメリットはインターネットを利用するためのモデムなどの機器が故障してしまった場合、自分だけですぐに対応することが難しい場合があるということです。
インターネット完備、というような物件で、壁に直接インターネット利用の為のケーブルの接続口があり、そこにパソコンやルーターなどを接続して使用する場合、モデムが故障などの状態が起きてしまうと、個人で回線業者に連絡を取って修理、交換の依頼をするといった手間はかからないのですが、そのかわりに大家さんなど管理者に点検依頼をして、回線業者に連絡を取ってもらった上で復旧して もらうといった手順となります。
その為復旧までに少し時間がかかってしまうことがあり、それがデメリットと言えるかもしれません。
また、前回のコラムでも少し触れましたが、回線の速さに不満がある場合も自由に契約先を変えることが出来ない場合があるというのもデメリットであると言えるでしょう。

■『通信速度』と『応答速度』
自分が使っているインターネットがはたして他と比べて早くて快適なのか？

使用している体感だけでよくわからない場合は『通信速度』と『応答速度』をチェックしてみましょう。『通信速度』はどれくらいの速さでデータ通信がされているのかということです。
これには上り（アップロード）と下り（ダウンロード）があり、メールを送信したり、インターネットで写真を公開するなどの場合は、上りの速度が関係してきます。
また、インターネットでいろいろな検索をしてホームページを閲覧したり、動画を視聴する場合などは、下りの速度が関係しています。
『応答速度』とはネットにつなぎ始める瞬間の反応の速さ（PING値）のことを言います。
数値が大きくなると遅いということになり、通常のネット検索や動画視聴などではそれほど気にはなりませんが、インターネットを使ったゲームなどをする場合、この対応速度が遅いとストレスを感じてしまうこともあります。
引っ越し先で使う予定の回線や契約予定の回線について、こうした情報がある場合、少し参考にしてみるのもいいかもしれません。
すでに使用中の回線についても、インターネットで速度計測を出来るサイトを検索することで、調べることももちろん可能です。

いかがでしたか？
余暇を過ごす楽しみの一つとしてもインターネット回線を利用する機会は増えてきていますので、引っ越し先のインターネット回線がどうなっているかを調べてみるのもいいかもしれません。
ではまた、次回のコラムもお楽しみに。