こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
さて引っ越しでは引っ越し業者選びや住居選びとともにさまざまな手続きも必要になります。
今回はその中でも引っ越し直後からすぐに必要になる基本的なライフラインである「引っ越しでの水道・ガス・電気の契約」についてお話します。

■サービス停止の手続き

引っ越しを行う際、現在の住まいで契約している電気・ガス・水道といった公共サービスの契約の停止と新居での新しい契約の開始をする必要があります。
賃貸の物件で場合によっては大家さん、管理会社がこうした契約部分を行っていて、自分で個別に契約の変更を行う必要がない場合もあります。退去の手続きの際には前もって入居契約時にどういう形をとっていたのかをあたらめて把握しておきましょう。
自分で停止のための解約をする必要がある場合、電気・ガス・水道、それぞれともに電話やインターネットで停止の手続きを行うことが出来るかと思います。連絡先は電気やガスのメーター、領収書などから調べることが出来るかと思います。

それぞれのサービスを停止する日は引っ越しを行う日を指定します。
ガスの停止はガスの元栓を自分で締める必要がある場合があります。自分で行う必要があるのか、係員に立ち合いをする必要があるのかなども事前に調べておきましょう。
最終日までの料金の精算は引き落としなどの場合は自動的に行われます。請求書を後日受け取り払い込みをするなど支払い方法についても事前の把握が必要です。

水道などはほぼそれぞれの地域の水道局と契約することとなるため、料金の請求方法や停止・開始の方法は分かりやすいかと思います。

ガスの場合プロパンガスや都市ガスといった種類と供給方法、ガスの供給会社もそれぞれの地域でサービスを展開している会社が複数あり、その中から契約先を選ぶ場合が多く、それぞれによって契約停止の際に停止前いつまでに連絡を入れる必要があるのか多少の違いがある場合があるので十分注意が必要です。

電気については最近では電力の自由化のため、契約先が複数から選べるようになりました。そのためガスと同じく電気供給会社ごとに契約停止の事前連絡の期限が異なることもありますので、こちらについても注意をしておきましょう。

■使用開始の手続き

引っ越し先での電気・ガスの使用開始の手続きも同じく１週間前には済ませておきましょう。
引っ越し先の地域で各サービスの提供をしている会社を確認し、電話やインターネットで利用の申し込みを行います。

水道は事前の使用申し込みが必要なく使うことが出来ます。水道のメーターボックス内の元栓を開栓するとすぐに利用開始出来ます。水が出ることが確認できたのち、インターネットや水道使用開始申込書を利用して利用のための契約・申し込みを行います。
長い期間利用されていなかった水道の場合、使用開始直後は水道管のサビや汚れなどで色がついて濁った水が出てくる場合があります。
引っ越し後使用する前に前もって数分程度綺麗な水が出てくるまで蛇口を開けっぱなしにするようにしましょう。

ガスの使用開始には使用停止の場合と違い、ガス会社の係員による開栓とそのための立ち合いが必要になります。引っ越し当日は荷物の搬入や整理などで大変だとは思いますが、開栓のために来る係員からの連絡などにも注意をしておきましょう。

電気の使用する際は上でもお話したように電力の自由化のためこれまでのような利用量が針で示されている電気メーターに加え、最近ではスマートメーターという利用量がデジタルの数字で表示されているものに切り替えが進んでいます。
従来の電気メータ―が設置されている場合、住居内のブレーカーのスイッチを「入」にするとすぐに電気が使用出来るようになります。電気が使用出来るのを確認後、インターネットや電話、電気使用申込書を利用して使用の申し込み・契約を行えば大丈夫です。
しかしスマートメーターが設置されている場合、事前の申し込みがないと当日から電気の利用が出来ないので要注意です。
屋内のブレーカーのスイッチにはアンペアブレーカー、漏電遮断器、配線用遮断器などスイッチがありますので順番に入れていきます。

 
水道・ガス・電気は日々の生活に必要なライフラインのサービスで引っ越し後すぐに必要になります。
すぐに使えるようにあらかじめ契約など必要な手順の確認をしておきましょう。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。