こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
今回は引っ越し先選びで注意しておきたい点の一つ「賃貸での家電設置」についてお話します。
賃貸の物件への引っ越しを考える場合立地や間取り、金額のみに目が行きがちですが、こういったことに加え、現状回復等退去時に関係する契約を必ず確認しておくことが大切です。
日々お部屋で生活していると、どうしても家具や家電製品の設置や使用で壁や床などを痛めてしまうことがあります。
これにより退去時には借りた状態に修復するための原状回復に必要な費用の請求がされることとなります。
こうした請求時のトラブルを避けるため、通常の生活で発生するような故意ではないお部屋の傷み(家具を置きっぱなしによる床の傷みや壁などの日焼け)などの扱いについては国で一定の部分まで定められていますが、一部賃貸の契約に置いてあらかじめ補償の範囲が決められている場合もありますので、必ず事前に十分確認しておくようにしましょう。
・エアコン
賃貸アパートなどで備え付けの設備としてエアコンが用意されていることがあります。しかし長い期間使っていると壊れてしまうといったトラブルが発生します。
こうした備え付けの設備はあくまで建物ともども大家さんの持ち物なので、壊れたといって勝手に買い替えたり修理することは出来ません。
必ず大家さんや管理会社に相談し交換などをしてもらうようにしましょう。また壊れて使えないまでの状態にならないまでも、カビ臭い匂いがしたり、うるさい異音を感じるなどの状態になることもあります。
エアコンなどの設備込みで賃料が設定されている場合、一般的な対応年数として設定されている6年を過ぎたものについては交渉することで交換など対応してもらうことが出来る場合もありますので、こうした場合も相談をしてみるとよいかと思います。
・インターネット
同じくよく備え付けのサービスとして見られるインターネットですが、実際入居して利用してみると、集合住宅などでまとめて加入することで費用を抑えることが出来る契約のものが使用されていて、速度があまり早くないなど人によってはあまり便利ではない場合もあります。
高速で使用できる回線を利用したい場合などは別途工事不要で利用出来る回線を契約したり、ケーブルを引き込む為の工事が必要な場合は大家さんや管理業者に事前に相談をしたのちに契約する、ということが必要になります。
入居前に賃貸契約をする際に事前にこうしたことについて相談してみることもよいかと思います。
場合によっては建物全体の契約を大家さんが変えるタイミングで利用できる回線が変わることもあります。
洗濯機
洗濯機は設置場所が決められている場合が多くあります。設置できるサイズを事前に確認しておくとよいでしょう。
冷蔵庫
冷蔵庫の設置も部屋のレイアウト的におおよそ決まっている場合もあり、それにあわせたサイズを購入することになることもあります。大きいサイズのものを購入してしまってあまりに壁ギリギリに設置してしまうと、冷蔵庫の使用時に発する熱のため冷蔵庫自体の機能が落ちたり、故障しやすくなったり、壁を傷めてしまうこともあるため注意が必要です。
食洗器
種類によっては工事が必要なタイプの食洗器もあります。購入前に工事が必要なタイプなのか、工事が必要な場合、設置時に工事を行っていいのかの確認が必要になります。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。
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