こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
お引っ越しには単身や家族単位の引っ越し、事業所の引っ越し、一時的なものから継続的なもの、単距離や遠距離のものなどさまざまなものがあります。
それぞれに注意点はありますが、そうした中でも他のお引越しと比べ少し変わった注意点があるのが船や飛行機での移動を伴う島などへのお引越しです。
今回は「離島部への引っ越しの注意点」についてお話します。
離島部への引っ越しでは荷物の輸送にフェリーや航空便を利用したコンテナ輸送が用いられます。
またこれに加えやはり本土から大きく距離が離れていることも多くあることから、一般的なお引越しより料金がかかってしまうことあるということを考えておいたがよいかと思います。
このようにフェリーや航空便の都合をつけるなど通常以上にスケジュールの都合をつける手間がかかるため、すべての引っ越し業者が対応してるわけではない、ということもあります。
特に大手の引っ越し業者では、こうした離島への引っ越しサービスを行っていないケースも多いようです。
小回りが利く、地域をよく知る引っ越し業者でかつノウハウを持っているところを探すということになるので、依頼先を探すことにも他のお引越しよりも少し時間の余裕を持つことが必要になるかと思います。
また引っ越し自体にもフェリーや航空便での輸送期間、輸送便の出発のタイミングなどあるため、通常のお引越しよりも日数がかかることも頭においておく必要があります。
離島への引っ越しが決まったらなるべく早めに引っ越し業者さがしなど行動を始めることが重要です。
通常のお引越しでは、特に追加料金がかからない部分でも離島部へのお引越しではオプション扱いになったり料金がかかってしまうこともあります。
輸送や梱包で通常以上の作業が必要な場合や、専門のスタッフが必要になる場合、輸送便のタイミングに合わせるために保管する期間が発生する場合など思わぬところで色々と出てくることもあるかと思います。
またおお引越し費用をおさえるポイントとして一般的にあるのが、引っ越し業者のスケジュールを他の引っ越し案件と調整することで押さえてもらうといったことがありますが、スタッフの確保などでこれが難しいこともありますので、費用については調整がなかなか難しい部分が出てくることもあるかと思います。
こうした離島への引っ越しの場合、もう一つ注意が必要な点としてマイカー輸送があります。
引っ越しに伴うマイカー輸送については前回のコラムでもお話しましたが、改めてお話するといくつかの方法があり、
・自分たちで運転し、目的地まで運ぶ
・陸運業者に依頼して輸送する
・引っ越し時に引っ越し業者のオプションサービスとして輸送を依頼する
などがあります。
特に問題がなければもちろん「自分たちで運転し、目的地まで運ぶ」と一番安く済ませることが出来ますが、例えば依頼者自身のスケジュールの都合で、自身のみ先に引っ越し先の離島へ向かわなければならないなどのケースも出てくることもあるかと思います。
その際に利用できる方法が「陸運業者に依頼して輸送する」と「引っ越し時に引っ越し業者のオプションサービスとして輸送を依頼する」ということになります。
引っ越し業者に引っ越し依頼をする際に合わせてマイカー輸送も依頼すると、こうした依頼手続きをひとまとめで出来るため、手続きの手間を大きく省くことが出来ます。
マイカー輸送時に注意することとして、まずは「不動車でないこと」があります。
タイヤがパンクしている、事故などで故障し動かない状態では依頼を受けてもらうことが出来ません。
また、違法な改造を行っているものも依頼することが出来ません。
冬の時期などには輸送経路に雪道が含まれる場合、スタッドレスタイヤに履き替えておく必要もあります。
その他車高が低すぎるものや車幅、全長が大きいもの、通常の保険対象外に含まれるような高級外車も依頼出来ない場合があります。
それ以外にも移動に伴うトラブルの回避のため、傷など車両の状態なども依頼前、輸送後にチェックをしておきましょう。
また車検が切れている場合の車両についてもマイカー輸送のサービスを利用すると、不動でなければ合わせて仮車検証の発行手続きをしてもらうことで輸送できることもあります。
思わぬ注意点も多い離島部へのお引越しの際には十分な余裕をもって準備を進めることをお勧めします。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。
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