こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
家族のお一人が就職や進学で引っ越しする場合ではなく、家族全員で完全に別の新居へ引っ越しをする場合、すべての荷物を移送する、または処分してしまう必要があり思わぬ問題が出てくることがあります。その一つとしてマイカーの輸送ということがあります。
今回は「引っ越しでのマイカー輸送」についてお話します。
引っ越しに伴うマイカー輸送はいくつかの方法があります。
・自分たちで運転し、目的地まで運ぶ
・陸運業者に依頼して輸送する
・引っ越し時に引っ越し業者のオプションサービスとして輸送を依頼する
特に問題がなければもちろん「自分たちで運転し、目的地まで運ぶ」と一番安く済ませることが出来るかと思います。
しかしながら例えば、
・自宅に乗用車やバイクなど複数台があるが、運転できる人数が限られている
・運転できる人がケガ、入院、単身赴任、仕事の都合などで当日居合わせなかったり運転することが出来ないなどでマイカーの輸送を依頼しなければならないこともあります。
その際に利用できる方法が「陸運業者に依頼して輸送する」と「引っ越し時に引っ越し業者のオプションサービスとして輸送を依頼する」ということになります。
引っ越し業者に引っ越し依頼をする際に合わせてマイカー輸送も依頼すると、こうした依頼手続きをひとまとめで出来るため、手続きの手間を大きく省くことが出来ます。
しかしながら別途陸運業者へ依頼するよりも若干費用が掛かってしまう場合もあることもあります。
マイカー輸送時に注意することとして、まずは「不動車でないこと」があります。
タイヤがパンクしている、事故などで故障し動かない状態では依頼を受けてもらうことが出来ません。
また、違法な改造を行っているものも依頼することが出来ません。
冬の時期などには輸送経路に雪道が含まれる場合、スタッドレスタイヤに履き替えておく必要もあります。
その他車高が低すぎるものや車幅、全長が大きいもの、通常の保険対象外に含まれるような高級外車も依頼出来ない場合があります。
それ以外にも移動に伴うトラブルの回避のため、傷など車両の状態なども依頼前、輸送後にチェックをしておきましょう。
マイカーの引っ越しでは引っ越し後、車両の車庫登録といった住所情報の登録の変更を忘れないようにしましょう。
これらは自分で運転し目的地まで運ぶ場合に必要となります。
マイカー輸送を業者に依頼する場合、こうした陸運局での手続きなども代行してもらうことが出来る場合もあり、手続きの手間が楽になるというメリットもあります。
これ以外に引っ越し後免許証の住所変更は必要です。こちらは引っ越し後14日以内に最寄の警察署で簡単に出来ますので忘れないようにだけしておきましょう。
また車検が切れている場合の車両についてもマイカー輸送のサービスを利用すると、不動でなければ合わせて仮車検証の発行手続きをしてもらうことで輸送できることもあります。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。
※ その他のお問い合わせは「お問い合わせフォーム」よりお願いいたします。