こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
さて今年も夏の時期となりました。
夏休みの時期を利用した自宅の建て替えからの引っ越しや、秋からの転勤などに合わせて引っ越しを行うという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏の引っ越しは気温も高く、熱中症の危険などなかなかに過酷な作業となります。
今回はこうした「夏の引っ越しで注意すること」についてお話します。
 

■夏の引っ越しは熱中症に注意

まずはなんと言っても夏の引っ越しは熱中症に注意が必要です。こまめな水分補給を心掛けましょう。
この際水分だけでなく、汗で塩分も失うことが熱中症に繋がりますので、塩分補給が出来る飴やタブレット、スポーツドリンクなどを用意しておくとよいかと思います。
冷蔵庫は当日引っ越し作業中、最後まで使えない場合もあります。
結露などの水分を避けるため、前日までには電源を落とし中身をすべて出しておくなどの準備をする場合もあるかと思いますので、このように当日冷蔵庫が使用出来ない場合は、冷たい飲み物は自動販売機や近くの売店を利用するなど計画を立てておきましょう。

また、服装については熱中症を避けるため涼しい服装がベストではありますが、荷物の搬送や日焼けによる体力の消耗も考え、顔、首元を日焼けから守る服装、ケガをしないためにも腕など地肌を守る、軍手などの着用も出来る限り考えておきましょう。

冷房の手段も確保しておきましょう。
アパートや賃貸住宅などで備えつけのクーラーがある場合以外ですでに引っ越し前日までにクーラーを取り外し搬送している場合などは、当日の引っ越し作業時に最後まで使用できるよう扇風機や小型のサーキュレーターを荷造りした引っ越し荷物と別に用意しておくなど気を付けておくとよいでしょう。
 

■事前の準備でも熱中症に注意

上でも触れたように、場合によっては引っ越し前日にはクーラーや冷蔵庫が引っ越し前日までに利用出来ない場合もあります。引っ越し直前の暑い状況で荷造り作業などをすることで倒れてしまうこともありますので、計画的な事前準備を心掛けましょう。
 

■家具の汗シミなどに注意

暑いとどうしても汗をかいてしまいます。引っ越し荷物の中で木製の家具や紙類、デリケートな衣服などは汗の水分によってシミが出来てしまうことがあります。
汗をぬぐう準備や、水分から守る梱包、保護材の使用を気がけておきましょう。
引っ越し業者など引っ越しサービスを利用する場合、こうしたデリケートな家具がある場合、事前に把握しておくととともに見積など事前の打ち合わせの際に引っ越し業者のほうに相談をして伝えておくことで、トラブルを避けることになるかと思います。
また、床などにも汗シミがつかないような対策、転倒しないよう気を配ることなども大切です。
 

 
いかがでしたか。
夏の時期の引っ越しは1年の中でも大変な引っ越しの時期の１つです。体調にも気を配るとともに計画的に作業段取りを立てることをおすすめします。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。