こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
さて賃貸物件での引っ越しでは私たちの都合だけではなく、大家さんや不動産業者の方へも予定を合わせてもらう必要があります。
今回はこうした退去日と入居日についてお話します。

■退去の事前連絡

賃貸物件にお住まいの場合、引っ越しで退去する際にはもちろん契約をしている物件の持ち主である大家さんまたは管理する不動産会社の方に退去する連絡する必要があります。
退去時の連絡は直前ではなく予定日の１ヶ月前には行う必要があるとされています。しかしすべてのケースで1ヶ月前と決まっている訳ではなく契約によって異なり、2ヶ月前や3ヶ月前という場合も多くみられます。
引っ越しをする場合はあらかじめ入居の際の契約書（賃貸借契約書）になんとされているかを余裕をもって再度確認しておくことが大切です。

■入居日の決め方

引っ越し先への入居日は引っ越しの日からとなります。ほとんどの場合前住居からの引っ越し荷物の運び出しと運び入れが同じ日であるため賃貸の場合家賃の日割りをお願いし、引っ越しの当日は2重に家賃を払う形になるかと思います。
引っ越し業者に依頼する際にはよほどのことがない場合１日ですべての作業が完了することが多いですが、自分で時間を作って引っ越しを行う場合は荷物が多いと数日かかることもあるため、こうした重複して部屋を借りる期間があることを念頭に日程を計算しておく必要があります。

退去日が決まると物件の管理者はすぐに次の入居者を探すことになり、そのため清掃などの日程を組みます。
そのため退去日がずれて伸ばしたいとしてもこうした次の予定にぶつかるため再調整は難しくなります。
それに対し新しい引っ越し先での入居の日付は比較的調整してもらえることが多いようです。
こうしたことや敷金などの関係から退去するほうの物件は月末までの契約、新居の契約は日割りで契約し、引っ越し日を調整することが多いようです。

もちろんこれに加え引っ越し業者に依頼する場合、引っ越し業者の予定を抑えることが出来る日時も関係してきます。まずは退去に伴う連絡期日の確認、引っ越し作業日（期間）の確定、退去の連絡と入居の連絡なども踏まえ退去日と入居日の調整を行うようにします。

引っ越しの日程調整はさまざまな面から調整する要素が多く、それによってはかかる費用が多くかかってしまうこともあります。費用を抑えるためには早めに予定組みを開始し、引っ越し業者やお部屋選びを始めるようにしたがよいでしょう。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。