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長距離のお引越しで注意したい周波数の違い | 長崎の引越しは【ながた引越しセンター】へ

引越しコラム

2024.09.24 コラム
長距離のお引越しで注意したい周波数の違い

こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
今回は西日本、東日本など大きく県をまたいだ長距離のお引越しで気になる「長距離のお引越しで注意したい周波数の違い」について簡単にお話します。

 

 

■西日本、東日本で周波数が違う

私達が普段コンセントから電源をとって使っている家電製品は交流電気によって動いています。
こうした電気は発電所で発電され私達のところまで伝わってきています。
発電機から得ることが出来る交流電気は波のようにプラスとマイナスが波のように繰り返し入れ替わっており、一秒間に何度も入れ替わるこの回数が周波数で単位はHz(ヘルツ)と呼ばれています。
日本では明治時代以降生活で電気を使うようになり、それに伴い当時発電機を外国から輸入して使用していました。
その際東日本(東京)にはドイツ製のもの、西日本(大阪)にはアメリカ製の発電機が輸入され使用されました。
これを元に広がった現在の東日本、西日本それぞれの発電施設では東日本が50Hz、西日本では60Hzが供給されています。
中部地方の新潟県、静岡県の一部などでは混在地域もありますが、新潟県、山形県、山梨県では50Hz、富山県、長野県、石川県、岐阜県、愛知県、福井県は60Hzとなっています。
すべての家電ではありませんがこうした周波数の違いにより一部の家電は正常に使用出来ないものもあります。
こうした地域をまたぐお引越しをされる場合には注意が必要となります。
また電力会社で言うと東北電力、東京電力圏内が50Hz、北陸電力、中部電力圏内が60Hzということも目安の一つになるかもしれません。

 

 

■影響を受ける家電

すべての家電がこうした周波数の違いによる影響を受けるわけではありませんが、家電の種類によって
・影響を受けないもの、
・性能が変わるが使用可能なもの
・使用できない可能性があるもの
の3種類があります。
それぞれの例として
・影響を受けないもの
 LED、白熱灯といった照明機器
 エアコン、掃除機、炊飯器などの生活家電
 テレビやビデオ、パソコン、スマホなどのAV家電
・性能が変わるが使用可能なもの
 冷蔵庫、扇風機、ドライヤーなどの生活家電
・使用できない可能性があるもの
 蛍光灯といった照明機器
 洗濯機、電子レンジなどの生活家電
 ステレオなどAV家電
といったものが挙げられます。
最近で照明機器などでも周波数の違いの問題なく使用出来るものも増えて来てはいますが、商品の箱などに50Hz、60Hz専用という形で指定が書かれている商品もあるので注意が必要です。
周波数の違いで使用出来ない家電を使用してしまった場合、家電製品の故障や発火による火災に繋がってしまうこともあるので十分注意が必要です。
対応していない家電は引っ越しの際に買い替えを行い安全な使用をするようにしましょう。

 

それでは次回コラムもよろしくお願いします。

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