こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
8月も終わりが近づき、まだまだ暑い日が続いていますね。残暑を感じるこの時期に、暑さとともに気になるのが台風です。今回は「夏・台風シーズンのお引越し」について簡単にお話します。

■夏のお引越し

雨などの通常の悪天候では引っ越し業者へ依頼したお引越し作業は行われます。
雨の中荷物の運び出し、運び入れが行われるため、お荷物やお部屋の水濡れなどには十分注意は払われてはいるものの、過信しすぎず依頼側も荷物が濡れてしまわないような梱包などに気を配るほうがよいでしょう。
引越し業者側に過失があった場合は補償が受けられます。
こうした気になる天候の場合、引っ越し後は早めに荷ほどきをし、水濡れなどの確認をしましょう。

また日本の夏は暑さとともに湿度も高い特徴があります。自身での室内での荷造り、荷ほどき時などにもしっかりとした塩分・水分補給をし、熱中症などに十分注意を心掛けましょう。また汗が垂れることによりデリケートなタンスなどの家具や衣装、新居の床にシミをつけてしまわないようにも注意が必要です。
引越しのための梱包では引っ越し先ですぐに使うことになるこうした暑さ対策、汗対策用品がわからなくならないよう、引っ越し後にすぐ使う必要があるものは分かりやすく梱包の箱に印をするなど工夫をしておくとよいでしょう。
また雨の日でなくとも夏の湿度が室内に入り込んでしまうことにも注意が必要です。
この時期はタンスなどの収納の中などに湿度がこもってしまいがちです。蒸し蒸しする日はこうしたことへの気がけも行いましょう。

■台風などの災害

台風など天災、災害時には引っ越し業者側から引っ越し作業の延期が提案されることがあります。これ以外にも地震や津波、暴風雨や洪水などの作業に支障が考えられる危険な自然災害時は国土交通省の「標準引越運送約款」にそって延期となることがあります。夏から秋の台風シーズンにはこうした引っ越しの延期が提案されることがありますので、予定を立てる際にはこうした日程のずれのリスクも事前に考慮しておく必要があるでしょう。

■夏・台風の時期の良い点

8月上旬の平日は引っ越し需要のピークを外れた時期であるため、引っ越し料金が繁盛期となる時期と比べ、お安く設定されていることがあります。
暑さや台風のリスクなども問題もありますが、引っ越し費用を抑えたいと思われている場合には実は穴場の可能性もあります。
お子さんがいる家庭では夏休みシーズンで手伝ってもらったりなど家族で取り組むことが出来る思い出になるイベントとしても捉えることも出来るかと思いますので、この時期の引っ越しを検討してみることもよいかもしれません。

それでは次回コラムもよろしくお願いします。