こんにちは、ながた引越しセンターです。月に１回引越しに関するコラムを掲載しております。
現代生活をする上でインターネット通信はかかせないインフラの一つになっています。
日々のニュース視聴や情報収集、知り合いとの連絡やSNS、ゲームや動画視聴などのエンタテイメント、通販、仕事上のデータ転送や引っ越し後の各種手続きなど様々なケースで使われていることかと思います。
今回はこうした生活に必要な「引っ越し時のインターネット手続き」についてお話します。

■インターネット契約の移転

インターネットの契約は1年や2年などある程度まとまった期間契約を継続するとお得に使えるサービスも多く見られます。
そうした契約の節目と引っ越しのタイミングが合っていない場合や単純に現在の契約内容や利用に不満がなく継続して利用中のサービスを使用したい場合、いくつかのことを確認しておく必要があります。
・契約内容で使用する住所の移転での対応が可能か
・移転先の地域でサービスが利用可能か
・引っ越し先の建物で利用が可能か

■開通までにどれくらいかかるのか

インターネットの利用ではケーブル回線を室内に引き込んで使用するタイプ、無線の通信機器（ルーター）を設置するだけで利用できるタイプなどがあり、それぞれで引っ越し先での利用が可能になるまでに必要な期間が異なってきます。
無線ルーターを設置するだけで利用できるタイプでは、移転の手続きをすませればすぐに引っ越し先でも使用することが出来ますが、ケーブルを引き込んで使用するタイプの場合室内への引き込み工事を行う必要があります。
引き込み工事自体はそれほど時間がかかる作業ではありませんが、引っ越しシーズンなどではこうした工事の申し込みも込み合っていることが多く、順番待ちに1～2ケ月程度かかってしまうこともあります。
引っ越し先が決まり、住所が明確になったらなるべく早くこうしたインターネット契約の移転手続きも行うようにするとよいかと思います。

■すぐに使いたい場合

このようにケーブルを引き込んで使用するタイプのインターネット回線の場合、開通工事までの待ち時間が発生してしまいます。
短期間の少ない通信量程度なら現在ではスマートフォンなど携帯電話回線を利用することでしのぐことも出来る場合もあるかと思いますが、仕事などでどうしてもすぐに大容量や安定したインターネット回線を利用したい場合、1か月や2ケ月などの短期間のみ無線ルーターを利用するインターネット回線の契約を利用することを検討するのもよいかと思います。
ただしこうした無線ルータ―を使用するインターネット契約の場合、地域によってはサービスが提供されていない場合もあるので必ず事前に確認をするようにしましょう。
同じく有線ケーブルでのインターネットサービスも引っ越し先地域によってはサービス提供がさせていない場合も十分に考えられますので確認することが大切です。

■工事可能な建物かを確認する

またこれら以外にも問題として引っ越し先が賃貸住宅の場合、建物を所有する大家さんがこうした建物への工事を許可してくれるかどうかを確認する必要があります。
これは引っ越し直後だけでなく、入居中にインターネット回線の契約を変更する場合にも問題となるので、気になる場合は引っ越し前の賃貸契約時にしっかりと確認しておいたがいいかと思います。

■建物に設置されている場合

建物に新たなインターネット回線の引き込み工事が出来ない場合などではすでに建物自体の基本的なサービスの設備の一つとしてインターネット回線が使える状態になっている場合もあります。現代の生活ではインターネットは必需品といっていいほどのインフラサービスですので、賃貸契約を取るためのサービスの一つとして「インターネット完備」というようなことを売りにしている場合もあります。
あまりこうした契約に詳しくない方はこうしたサービスがある物件を選ぶことも有効かとは思いますが、日常的にゲームや動画配信サービスなどで大容量の通信を快適に利用しようと思っている場合、こうしたサービスで設置されている回線では物足りなく感じてしまうこともあるので注意が必要です。

■引っ越しなどに合わせて解約する場合

引っ越しなどに合わせて解約する場合、契約時に伝えられていたり契約書に記されているかと思いますが、1、2ケ月程度前に解約の手続きを行っている必要があります。手続きを行っていない場合引っ越し後など使用が終了した後もこの1、2ケ月程度料金を支払い続ける必要が発生してしまうので注意をしましょう。

 
いかかでしたか。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。