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集合住宅の防音性 | 長崎の引越しは【ながた引越しセンター】へ

引越しコラム

2023.12.26 コラム
集合住宅の防音性

こんにちは、ながた引越しセンターです。月に1回引越しに関するコラムを掲載しております。
アパートやマンションと言われる集合住宅では便利で様々なメリットもあるとともに、左右隣りや上下階の部屋と接しているため、気になってしまうのが他人の生活音などの騒音です。
今回はこうした引っ越し時に調べておきたい「集合住宅の防音性」についてお話します。

 

 

■集合住宅の生活音

アパートやマンションなどの集合住宅は一戸建てと比べ、家賃、建物自体の管理、断熱性、窓からの眺望などさまざまなメリットがあるとともに、左右上下の他の住人の部屋と接しているため、どうしても他の住人の生活音が
どれくらい聞こえてくるのか気になるとともに、自分たちの生活音も迷惑になっていないか周囲に対して気を掛ける必要があります。
引っ越し先を選ぶ際には家賃や間取り、周辺の利便性などとともに、こうした気になる点についても事前に調べておくとよいでしょう。

 

 

■事前に調べることが出来る防音性

防音性が期待できる要素として、まずは建物の構造の種類を調べてみるのもよいかと思います。
建物の構造の種類にはおおよそ、
・木造・W造
・鉄骨・S造
・鉄筋コンクリート・RC造
・鉄筋鉄骨コンクリート・SRC造
と言われる種類があります。
このうちRC造、SRC造は防音性が比較的高いとされているようです。これらは防音性のメリットもありますが、他にも耐久性や地震や火災などでの防災性の面でのメリットもあります。
しかし建築コスト的に高くかかってしまうため、家賃も比例して高くなることが多く見られます。予算にあった内容かの見極めが必要でしょう。

 

他の防音要素として、壁の厚みも大切です。おおよそ20㎝強ほどあると防音的に効果があるとされているようです。
物件選びの際に質問出来そうであればこうしたことを聞いてみるのもよいでしょう。

 

次に部屋の床材です。
洋室の作りの部屋の場合、ほとんどの場合床はフローリングの見た目ですが、物件選びの際に建物の仕様を見てみると、
・フローリング
・CFシート
・防音フローリング
など書かれていることがあります。
フローリングは床仕上げ材に木質系のものを用いています。肌触りや見た目はよいですが、硬い素材のため
どうしても音が響いてしまい、防音性の面からはあまり効果はのぞめないでしょう。

 

CFシートは木目などの模様のついたビニール系シートでクッションフロアシートの略です。防音性に優れていて、耐水、撥水性もあり比較的安価なため、使用されていることも多いようです。こうしたことは家賃にも影響があるため、防音性と家賃コスト的にメリットは高いです。しかし独特のふわふわ感と肌触り的に好みは分かれる場合もあるかと思います。

 

防音フローリングは表面的には木製板のフローリングですが、その下にクッション材が敷かれた複合素材の床材です。
CFシートのように防音性があるとともに木のフローリングのような肌触りのよさはあります。CFシートが苦手な方はこちらを選ぶのもありかと思います。しかしクッション材が下(中)にあるため独特のふわふわとした沈み込み感はあります。
これは下のクッション材の厚みによって変わりで、クッションが厚ければふわふわ感は増すものの防音性は高くなる、といったこともありますので、出来れば事前に自分に合うものか体感してから選ぶとよいかと思います。

 

 

■引っ越し後に出来る防音対策

建物の構造以外頼り以外にも引っ越し後自分で出来る防音対策もあります。
例えば「床にフロアマット、カーペットを敷く」ことや隣の部屋との壁にそって家具を配置し音の緩衝材にする、などの工夫だけでもかなり効果が望めます。
また最近では一人暮らしでもオンラインゲームなど部屋で声や音を出して余暇を楽しむ方も増えて来ています。そのためスポンジ状の音響吸収パネルや壁に置くだけの木目の騒音対策パネルなども人気があるようです。

 

いかがでしたか。部屋での騒音は引っ越し後のストレスの中でもかなり気になる要素です。家賃や場所などのコスパだけでなくこうした面にも目をむけてみるのをおすすめします。
それでは次回コラムもよろしくお願いします。

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